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2017.05.07 (Sun)

吾が青春と舟木一夫

国内の流行と景気は、団塊世代の行方で決まってきた。
この世代が飛びつくものは直ちに流行の先端を行き、売れてゆく。
従って、この世代の二世の時代もそうである。

歌謡曲で言えば、吾の幼いころ流行ったのは、三波春夫や三橋美智也。
美空ひばりがラジオで流れ、母たちは好んで口ずさんでいた。
団塊世代が中学に進むと『青春歌謡』真っ盛りの時代に突入する。

何故か?
団塊世代が『青春時代』に突入したからである。
『御三家』といわれる橋幸夫、舟木一夫、西郷輝彦、そして三田明などなど。

団塊世代の青春突入は、新しい教育制度と軌を一にしている。
つまり、男女共学のハシリで、純愛の風土発祥でもある。
戦前の教育制度が持たなかった『青春』が、そこにあった。

昨夜、BSのTBSで『舟木一夫』特集を放映していた。
よく見ると、以前にも視た記憶があるから再放送なのだろう。
『舟木一夫ショー』に行列をつくる人々、殆どが女性で、団塊世代だ。

以前、双子弟の御内儀も『追っかけ』だと聞いたことがある。
流石に往年の発声は出来てないが、聴いてて吾の青春時代が走馬灯のように。
一つ一つの唄に、その年代、年齢、学年、そして交友関係が浮かんでくる。

舟木一夫は1945年生だから、吾より3歳上だ。
吾が中3の時に『高校三年生』でデビュー、それからの全曲を記憶している。
中学卒業の『茶話会』で吾は、『学園広場』を唄った。

高校の合格発表は卒業式の翌日!は、今も一緒か?
『合格も決まらないのに高校三年生?』に気を病んだのではない。
3分の2に当たる優秀な友が、進学できず『集団就職』するのに配慮した。

大学でも、『舟木のファン?』と、珍しがられた。
でもそのうちに、先輩から『おい!舟木一夫をヤレ!』と。
同期の室井は、『おい!坂元! 成人のブルースか哀愁の夜だ!』と。

日大三島校舎で1年を修了して来た弟の引っ越し荷物は、大きなステレオに舟木のLP。
駒込の朝比奈荘という新築アパートで暮らしたが、二階から大きい音を響かせる。
近所の住人は、舟木の唄を諳んじるほどに身に付けただろう。

母の乗用車には、舟木のテープがセットしてあった。
ドライブしながら、鼻歌交じりで聞いている。
が、施設の部屋にCDをセットしたのに無関心だったは、認知症の始まりだったか?

男性で『舟木一夫のファン』て、いないだろう!と思っていた。
が、吾と同い年の戸高という県職員、彼は舟木の唄だけを唄うほどのファンだった。
或る時は遠いスナックに誘い『舟木カラオケ』を紹介してくれた。

彼は学生服姿で唄い、多くの聴衆に愛され、多方面の行事に呼ばれているらしい。
舟木の唄で、『都井岬旅情』というのがある。
地元の鈴木県議に『活用したら?』と云ったが無関心なのだろう。沙汰止みだ。

舟木の唄、その数々に吾の青春が詰まっている。
その曲を聞けば、その時の暮らし、その時の交際、その時の憂い、全てが海馬から出てくる。
涙を浮かべるような追憶もあるし、もう戻れない青春が甦る。

TBSの裏番組、BSジャパンは『男はつらいよ!』を放映していた。
これも、団塊世代が愛し、シリーズを支え続けた映画である。
その一コマ一コマにも、過ぎし日の青春が浮かんでくる。

日学同で東北を遊説し、簡易宿泊所に泊りながら街頭演説や地名士を訪問する夏季休暇。
開け放った遊説カーの窓から砂利道の埃が舞込み、髪は真っ白、顔は汗が滴る。
あれは、会津坂下町の佐藤くんの家に泊った時。
家の脇を流れる小川に浸したビール、当時としては冷えていて、喉に心地よい。

各地に散在する同志の家に厄介になり、そして一宿一飯の義理に感謝する。
どこもかしこも人情味豊かで、真心でもてなしして頂いた。
今なら猛暑に耐えられない旅だが、あの当時は当たり前だから、思い出も深い。

流行歌を聞いて当時を偲び、思い出に胸を詰まらせるのに、その後の記憶はない。
社会に出て家庭を得、子育てに腐心し荒波を漕いでいる時代は、海馬にない。
青春時代の10年間が365日×10で刻まれているのに、それ以後はないのだ。

ないから『追っかけ』をやって、当時に戻り、浸ろうとするのだろうか?
『追っかけ』がいるから、今でも御三家は安泰なのだろうか?
ということは、当たり前だが『団塊世代』の消滅で歴史は換わることになる。

そう考えること、そのもので老いを自覚すべきなのだろう。
『団塊世代』の真ん中に位置した者として。
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