2017年04月 / 03月≪ 123456789101112131415161718192021222324252627282930≫05月

2017.03.05 (Sun)

冤 罪

吾が学生の頃、東京の生活ごみや産廃は全て東京湾に埋め立てられていた。
『夢の島』と呼ばれていた埋立地は、ハエがたかり腐臭の埋立地。
そうやって東京の土地は海に広がり、とうとう羽田も追い越していく。

江戸時代から佃島や晴海などの埋め立てが始まり、清流も消えてゆく。
隅田川や江戸川なんていうのは、風流で涼風の吹く水運の盛んな川。
それが、東京湾にせり出すにつれて淀み、生活排水が清流を消した。

築地も地下水は汚染され、地下には第五福竜丸が持ち帰った放射能汚染マグロが潜む。
耐震強度を備えず、石綿に覆われた屋根の下で『東京の胃袋』が競られている。
汚染と発がん性物質で覆われているから、早くから移転の話が進められてきた。

鈴木都知事の時代から豊洲移転が進められ、青島都知事の時代に具体化に着手したという。
東京ガスの敷地のみならず、お台場やすべての埋立地の地下は『汚染物質』である。
その場所に、今では多くの高層マンションが立ち並んでいる。

都議会は、『百条委員会』に石原元都知事などを証人喚問するという。
が、豊洲の土地買収、移転議案、建設契約承認案件、これらは都議会が決めた。
豊洲への移転、予算、全てを認め承認して来た都議会が、自らの責任は顧みない。

豊洲移転を誰が決めたのか? 都議会だろう。
豊洲の土地買収予算と契約を誰が承認したのか?都議会だろう。
工法と埋め立て状況を誰が看過して来たか? 都議会だろう。

都知事5人が代わっても、都議会は疑問も抱かずに惰眠をむさぼってきた。
それが今になって『証人喚問』  天に唾する愚図である。
それよりも都議会は、今日までの失態と責任を恥じて解散すべきだろう。
小池の罠にマンマと嵌まっているが、5年後には過去を悔いることになる。

琵琶湖毎日マラソンを視ていたら電話が鳴った。
世論調査だと言いながらアンケートを指示するが、050から始まる電話。
『男か女か?』と問われてボタンを押さなかったら、『これで終わります!』

昨夜もカミさんが受話器を抱えたから、吾の意向を知りたいのだろうか?
4月の市長選挙に備えてのものだろうが、名乗らない調査は眉唾である。
出たい人なのか?出る準備の人なのか?
偽調査しなくても、吾が俯瞰した状況を教えてやるのに。

先週の『言って委員会』では、志布志における冤罪事件を扱っていた。
警察が『県議選選挙違反』をデッチあげ、当選した県議と後援会を締め上げた。
結局は『冤罪』なのだが、未だに県警は謝らぬという。

吾の4期目の県議選もそうだった。
県北は日向、県中で宮崎、県南は日南、県西は都城と、事前に検挙対象候補が決められる。
日南は、『落選必至』の坂元で、投票日の翌日早朝に捜索が始まった。

声を潜めて電話があったが、ある集落での会合に目を付け、参加者を連行した。
が、会費の領収証はあるし、酒食の内容も質素と、裏付けがとれた。
が、警察は隠して吾の事務所に帳簿の提出を迫り、支出先を次から次に連行。

個人の民家を借りて報告会をやる場合、ストーブ使用料と場所代に2万円を支出。
それらの費用が帳簿に記載されているから、宿主は被買収の意識はない。
表に出しているカネであり、弁護士も『2万円は妥当でしょう!』と。

焦った警察は、後援会事務局長を締め上げ自供を迫った。
『告示以降はカネの出し入れをするな!』と吾が戒めていたから、事務局長も困惑。
『裕水会』という後援会組織までガサ入れがあった。

『裕水会』は、選挙で動く間は働けないから、その分の生活費相当額を積み立てていた。
各金融機関に提出させた資料で『裕水会』の出納を知った当局は、会員を次から次に拘束。
が、自ら積み立てたカネを、自らが受け取る訳だから買収には当たらない。

警察は、事務局長に上申書を書かせ、『駐車場脇でカネを渡した!』と。
『自分のカネを建て替えた!』という内容にしたらしいが、出所の裏付けはない。
が、自白調書が作成され、上申書にしたから弁護士は『難しい!』と嘆いた。

事務局長が『渡した!』と言っているだけで、受け取った者もいないし、裏付け出納もない。
予め警察は、『落選者』を予想して捕縛対象候補を決めるらしいから、吾は第一等の該当者。
が、予測に反して『第一位当選』だったから、無茶な捜査に追い込まれたか?

『通帳など預かっている書類を還したいので、警察署に来てください!』で署長室に。
『終わったわけではありません! これまでの実績に免じて!』と署長。
帰郷以来、公安の調査やコメントに協力して来た、過去の『お人好し』を恥じた。

かって、外国駐在商社マンの若王子さんが、拉致監禁された事件があった。
無事に救出されたものの、恐怖の時間、そのストレスは相当なものだったろう。
釈放されて間もなく、短い生涯を閉じられた現実が、その重圧を感じさせる。

以来、われも不整脈を発症し腫瘍も発見されるほどで、ストレスの悪影響を知った。
ストレスは『冤罪』に対するものではなしに、吾への評価に対してのものである。
『カネで当選を勝ち取った!』と評される屈辱を見越し、恥じ入ったことである。

『そうなれば日南には居られない!上京して秘書でもやるしかない!』
食事も咽喉に通らず、毎日、誰もいない場所に停車して溜息を繰り返した。
意気込んだ警察も黒星かもしれないが、大掛かりな冤罪は人の一生を変える。

人生を奪い、ストレスで病気に追い遣る、その原資が税金である!という現実。
『権力』というものの怖さである。



スポンサーサイト
16:28  |  雑記  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

Comment

コメントを投稿する


 管理者だけに表示  (非公開コメント投稿可能)

▲PageTop

Trackback

この記事のトラックバックURL

→http://yuichisakamoto.blog.fc2.com/tb.php/834-23d25845

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック

▲PageTop

 | BLOGTOP |