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2017.01.26 (Thu)

天皇退位

子供の頃、吾家の水回りを補修していた左官が『天ちゃんを知っているか?』と。
人の名前だと思ったから『知らない!』と応える。
『天皇陛下のことよ!』という。

戦前ならば『不敬罪』で逮捕されるだろう。
『人間宣言』をされてから、神から人へと代わられた。
それだけ『神格化』されていた時代が永かったのかもしれない。

が、武家が台頭してからは、朝廷は単なる飾り物でしかなかった。
官位が欲しければ公家衆に貢物をし、朝廷へも金を贈る。
支配地を持たない朝廷は、その『偶像的立場』で糊口をしのぐ。

しかし、武士は京を目指して勢力を拡大し、朝廷を庇護しつつ勅旨を貰い受ける。
『征夷大将軍』なんてのも、武家の筆頭肩書で、朝廷の詔がなければ名乗れない。
為に、朝廷を報じて天下の制覇を狙う算段である。

『灘の生一本』が江戸で呑まれるとき、『下り酒』と呼ばれた。
江戸から京を目指すのを『京に上る』と言っていたから、上京のことだ。
今、東京に行くのを『上京』と云うは、皇居が東京にあるからだろう。

だから、江戸幕府に朝廷から勅使が来ることを『勅使下向』と。
形の上では、徳川将軍は『帝~朝廷~天皇』により認知された家来に過ぎない。
つまり、朝廷の認知によって『国を治め』ているに過ぎぬ。

その幕藩体制を、従来の朝廷統治に戻そうというのが『尊王思想』
それによって大政が奉還され、武家支配体制は崩壊した。
明治維新から大東亜戦争敗戦までを、天皇政治というのだろうか?

歴史の過程で、武家の争いにより『南北朝時代』というのもあった。
が、双方ともに朝廷の係累ではあったから、血筋に相違はないのか?
なければ正しく『万世一系』と言うべきだろう。

戦後の占領憲法では、天皇制度の廃絶が謳われていた。
日本側にとっては譲れぬ一線で、漸く『国民統合の象徴』とされる。
共産党員諸君は反対だったが。

国家元首ではない!政治への関与もない! だが外国の賓客には対応する。
そういう御日常を考えると、やっぱり『元首』としての立場になる。
まぁ、皇室にとっても、国民にとっても、理想的なお立場かもしれない。

その今上陛下が高齢で、退位して譲位したいというお気持ちを吐露された。
衆人環視の中で公務に当たり、ご高齢だから躰にも無理が祟っている。
一線を退きたいと願うのは、当然と言える。

当然なのに、その定めがない。
なければ作れは良さそうなものだが、その辺の『庶民の主』ではないから簡単に行かぬ。
特別措置法で特例を認めるか?皇室典範改正で恒久的仕組みを作るのか?

目下の課題だが、2019年元日に皇太子が即位という報道。
それに伴って元日から元号も換えるという記事もあった。
それに対して宮内庁は、『それは難しい!即位も元号も陛下の意向ではない!』と。

宮内庁が言うのは『陛下の御希望は皇室典範を変えること』だと。
これは『民進党』の主張と同一だから、皇室の『政治介入』にならないか?
宮内庁という役所、所詮、官僚なのだが後先の読めない愚鈍の集合体だ。

余り論議し過ぎると、そもそもの『身分制度』の論議になる。
現に社会主義者は、斯かる方向への論議転向を望んでいるのだから。
退位の取り決めを永久法で決めれば、その時々に曲解されて運用される危険が。

ここは皇室典範に但し書きを加え、その時々の特措法に委ねる方式がベターかも。
一番の懸念は、現在の『民主主義体制』が永遠に継続できるか否か!だ。
中国の支配下になれば、皇室そのものがなくなるのだから。

退位の議論の様に見えても、実は将来への政治体制選択の議論に思える。
議論の前提は、『皇室が存続される政治体制』である。
日本共産党諸君、覚悟を決めて議論しろ!
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