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2016.10.02 (Sun)

『高速道』というウソ

宮崎市を起点とし、鹿児島まで抜ける国道220号線は『不規則線形』である。
日南海岸を経て油津に至ると春日町で国道222号線と交わり、直角左折。
400メートル走って油津港入り口で、直角右折。

大堂津から南郷に入る所で90度の大カーブ、500メートル走って直角右折。
谷ノ口で県道・日南~南郷線と交わって直角左折である。
国道にあるまじき、その『不規則線形』を正そうと昭和50年代に新たなルートが示された。

春日町から平野の山を越え、谷ノ口に出る『短距離、直線』ルートである。
が、大堂津や目井津の商店街から『客足が落ちる!』と反対運動が。
鵜戸神宮のバイパス反対で懲りた建設省は、そのバイパス案を引っ込め、無念の涙を。

爾来、国道220号線に対する建設省の熱意は冷め、災害に弱い道路として今日に至った。
『ハネムーンロード』の頃には、通行途絶なんて殆どなかったが、局部改良が仇となって災害に弱い道路に。

昨日は、東九州自動車道日南~油津間の『中心杭打ち式』が開催、午後には串間で決起大会も。
が、道路の表示には『国道220号線・日南~志布志道路』とある。
東九州自動車道日南インターから、志布志インターをつなぐ区間を『日南~志布志道路』と。

ルートは、昭和50年代に示された国道220号線バイパス案の『焼き直し』である。
当時の事情を知る政治家も行政マンも居ないだろうが、しぶとく建設省には残っていた。
因縁の国道改良案で、高速道に『似て非なる』道路を造ろうというわけだ。

国土交通省の直轄道路、国土幹線自動車道建設審議会を経由しない、九州ネクスコも関知しない道路。
志布志から都城に至る『都城~志布志道路』と同じ手法だから、高速道路ではない。
ないが、北から日南インターまで、南から志布志までは『東九州自動車道』
その間を、高速道路ではないが、『高規格道路』ではある!という道路で繋ぐ。

『都城~志布志道路』は、着手して20年以上を経過している。
確か、五十市か横市だったか失念したが、都城外環部分は都市計画事業で決定していた。
が、志布志から松山付近は、『ブルが押せば道路になる』地盤なのに進捗率は伸びていない。

日南~志布志道路も、日南インター付近を現在測量中だから、油津インターまでの測量に入る。
測量して線形を決め、中心杭と幅杭を打ち、それから用地交渉に入る。
うまく行っても、油津インターまで開通するのは15年後くらいだ。
その時、既に吾は鬼籍に入っているから、吾が利用することは無い。

昨日の決起大会で志布志市長が、『10年以上もガンバローと言っている!』と嘆いていた。
まぁ、志布志は都城道路や南進して九州道、東九州道に接続できる絶好の場所になる。
が、日南・串間の前途に明るさは無い!と云うべきだろう。

黒木知事が宮崎空港を建設する時、社会党などが反対し、座り込みをやった。
が、開港したら搭乗しないだろうと思った彼らが、嬉々として利用している。
大隅開発には、知事も社会党も反対だった。

『海が真っ黒に汚染される』と言い、『貰い公害だ!』と叫んだ。
今では志布志の港を使わせて貰い、志布志に揚った飼料で畜産を経営している。
そして、大隅半島の根っこに当たる日南・串間だけが、生贄の様に取り残された。

日南・志布志道路が完成する頃には、日南も串間も『消滅自治体』で存在しない。
住む人も高齢者ばかりだから、自動車道を走る住民も居ない。
僅かに、日南の海に『釣り』に来る人、サーフィンに来る若者くらいか!

そういえば、『高速道が出来ても、買い物で他所に流れるだけだ!』と言っていた県議が、昨日は『頑張りましょう!』と。
吾は今でも、宮崎のイオンで本を求め、先日は『雑穀米』まで購入した。
ある会合で『炙り重なんて!』と言ったのがいたから、食い物に頼るのも無理だ!

政治家の『決意』は披歴されるけれども、一向に日の目を見ないのは何故だろう?
どこで、こんなに立ち遅れる原因が生じたのだろう?
考えても仕方がないが、一ッ葉の有料道路以下の道路規格でしかないのに、騙されているのに腹が立つ一日ではあった。

そういえば東京で、4年に一度、僅か2週間の五輪と云う運動会に3兆円が費やされると言う。
都市が手を挙げて開催地が決まるのに、贅を尽くしているのは都民ではない。
各競技種目では毎年、『世界大会』をやっているのに、なぜ全種目を同じ日にやるのか?

などと考えながら、『五輪精神』なるものを紐解いて見る。
平和とか友情とか五つの精神が並ぶけれども、開催地のメリットに何があるのだろう?
壮大なムダ、一方では前途が拓けない貧した地域、このアンバランスはなんなのだろうか?
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