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2016.08.27 (Sat)

再び 『自分党』に!

確か、中学生の頃だったろうか?
県議の江藤隆美さんが衆院選に出て、初当選された。
農民連盟推薦の無所属で、大量の選挙違反が出たことを記憶している。

当時は『中選挙区制』だから、自民党公認には相川勝六、川野芳満の両氏だったか?
自民党の公認が得られなかったから、江藤さんは無所属での立候補だった。
宮崎2区は、瀬戸山三男、小山長規、社会党の児玉末男。

温水三郎さんが、自身の運転するベンツで野尻湖に突っ込んで、亡くなられた。
参院議員の補欠選挙には、自民党公認の松形さんと、元・衆院議員の坂元親男さんが。
坂元さんは、農民連盟の推薦を受けて、『豊かさを、町の人にも農家にも!』で圧勝。

余談だが、敗北した松形さんは、黒木知事辞職後の知事選に出馬。
当選して、連続6期つとめられたから、参院選に当選していれば知事は無かった。
なにが幸いするか判らない『一寸先は闇』だが、坂元さんは無所属当選から自民党県連会長に。

上杉さんが三木派から衆院選に出たときは、自民党公認だったと思う。
が、落選が続き、参院選挙に鞍替えして当選されたが、これは無所属。
当時、上条勝久さんが現職で、自民党公認候補だった。

とき同じくして、衆参同日選挙だったが、中山成彬さんが2区から無所属で。
その前に、堀之内久雄さんが無所属で当選している。
中山さんは、その同日選挙で敗北を喫した。

上杉さんが参院選に立候補した時、吾は自民党県連青年部次長だった。
上杉さんが青年局長だったから、青年部・局、ともに党紀違反である。
建設省出身の上条さんに弓引く吾に、日南地区建設業協会は冷淡だった。

それで困ったのは、吾が役員を務める業者の社長である。
『建設省の仕事の現場代理人をしているのに、反上条だ!』という訳である。
幸い!というべきか!選挙中は交通事故で入院していたが。

新人が戦いを挑むには、無所属で闘って、勝利後に復党するしかない。
国会議員の系譜を見てみると、ほとんどが『党紀違反、復党組』である。
中には、他党の庇を借りて当選し、離党、転向する輩もいるが。

県議会議員も、最初の戦いは『無所属』である。
吾の同期でも、自民党公認で勝ち上がったのは、吉元議員と吾だけだ。
『無所属でなければ票が集まらない!』と云うが、当選したら入党し、大樹の陰に入る。

自民党が下野した時、公明や民社党との勉強会を立ち上げて、自民党長老の反発を買った。
初めて経験する『政権下野』だから、身に及ぶ影響を危惧したのだろう。
『余り、波風を立てないで、ジッとしていて!』の心境だったのかもしれない。

その時、自民党の野中さんたちは『公明党=創価学会』を批判し、池田大作会長の証人喚問をチラつかせた。
が、羽田内閣が行き詰まると、禁じ手の『社会党との結託』を謀り、政権を奪取した。
そして現在では、創価学会の経営する公明党と、長い蜜月関係を築いている。

勉強会を立ち上げた吾を、自民党県連は『離党勧告』し、追い出した。
幾度となく復党を願ったが、『当選後入党』の同期生たちが反対し、4年間、店晒し。
度重なる地域支部の懇請に負けて、苛め抜かれた末の復党だった。

爾来、自民党の党紀に違反することなく、吾自身が県連会長を担うなど、改革にも精励した。
が、吾の復党に反対していた現職参議が党公認から漏れ、無所属での立候補に。
党紀違反なのであるが、現職で落選の憂き目。

その方が、民主党の参院選・新人候補を支援し、自民党現職を追い落とした。
そして、己の子息は『自民党現職の参院議員』である。
そして、上杉参院議員を破った党紀違反議員が、現在、参院議員3期目。

長く復党を願いながら、叶わなかった吾から見れば、『党紀尊重』の機運は無い。
その時々に党を利用し、邪魔になれば離れれば良いのである。
離れても、再び戻る必要がある時には、復党すればいい。

その程度の『自由民主党』であることに、驚くしかない。
が、党のお墨付きが無ければ『支部』を名乗れないし、政治資金も集められない。
今でも業者は、自民党の看板に政治資金を提供しているからだ。

幾度となく、青木参院会長の部屋に通ったが、手前に片山幹事長が居て、顔馴染みに。
その片山さんは定年に達した後、日本維新の共同代表になっている。
そしてご子息も、新たに参院議員に加わった。

第1次安倍内閣で国務大臣を務めた渡辺さんも、『みんなの党』から日本維新に。
再び自民党で、栃木選挙区から立候補する動きも。
もう、なにがなにやら判らなくなってきた。

判らなくなってきた間隙を縫って、自民党総裁の任期を延長しようとしている。
現在の2期6年では、安倍さんが東京五輪に顔出せない!という理由らしい。
日本の指導者が、五輪に出ようが出まいが、国民には無関心、無関係である。

その、任期延長に前向きなのが二階幹事長。
まぁ、その為に任命されたのだろうが、この人も『理念、哲学、信念』とは程遠い人である。
中国に媚を売り、中国の代弁者だから、国を危うくする危険人物と言えよう。

かって、中曽根康弘大勲位が、任期延長の御加護を受けた例がある。
自分たちが決めた党規なのだから、期数も年限もなくせば良いではないか?
それであれば、『自分の時だけ』という、例外を設けなくてもいい。

しかし、五輪も大事だけど、国民生活の向上に情熱を傾けて欲しい。
思えば、日本の高度経済成長期は、団塊世代の経済活動に連動していた。
子育て時代には大学が増え、マイホーム時代には住宅産業が盛況だった。

現在では、経済活動に連動する世代がない。
団塊世代が向いている方向は、病院と老人福祉施設だろう。
だから、医療保険、介護士、看護師などの需要が増大しているのである。

そうなれば畢竟、次世代の経済の下支えは、人口頭脳とロボットである。
この分野に多額の研究資金を投入し、農業をはじめ、全ての分野を機械化、ロボット化する。
そうすれば、アベノミクスどころか、日本の経済成長は群を抜くだろう。

民主党、いや今では民進党とかいう政党の出番はないのかもしれない。
が自民党も、『党是』と言いながら、出来もしない『憲法改正』などと言う。
そして今度は、自身の為の『任期延長』である。

政治は歴史が評価する。
幾ら五輪を主導しても、政治的資質とは無関係である。
ましてや、自身の為に『例外』を設けるなどと、僭越過ぎないか?

『自分党』に先祖帰りする情けない現状だ。
所詮、その程度の為政者しか世に出ないのだろう。
悲しいことだが。

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