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2016.05.03 (Tue)

国債が紙切れになる日

武家社会では、コメ経済社会だから俸給は『米勘定』が基本だった。
徳川幕府になってからも、外様、譜代と、国の配置が決められるが江戸よりも遠い場所に外様が据えられる。
遠国だから石高は多くても、参勤や命じられる普請に多額の経費を要する仕掛けだ。

三河以来の徳川譜代大名は、江戸の近辺や要路に配置される。
江戸には旗本や御家人が住み、江戸城の守護に当たる役割だ。
旗本には『知行地』が与えられるから石高で家格が決まる。

が、御家人は与えられる役割もない捨扶持として養われる。
役割はないから毎日が無為な生活で,運が良ければ旗本への婿養子か大商家に婿入り。
大体が300俵2人扶持くらいの俸禄だ。

1万石以上が『国持ち大名』で参勤交代があるが、それ以下は知行地の管理に代官を置いている。
自身が知行地に入り、住まい治世すれば『殿さま』と崇められるも、代官任せが多い。
よって、新たな殖産興業に目を向けないから、知行の増績は図れない。

幕府が開闢して、国に戦乱がなくなると武士の出番はなくなる。
民は、文化や遊興に目を向け、生活の便利さを追求してゆく。
そこで、士農工商の最下部に位置する『商人』が跋扈してくるのだ。

戦も無いのに多くの武士を養わねばならない藩主。
武芸以外に能力は無いし、『武士は喰わねど高楊枝』などと気位は高い。
戦争以外には使い道のない穀潰しで、飼い殺しの費用とてバカにならない。

積もり積もって、藩の蓄えも底を尽き、幕府から命じられる普請にも出費が多い。
幕府は、藩庫を空っぽにする狙いを持っているが、藩は従わないと『おとり潰し』の憂き目に。
藩庫が空になれば、どこからか捻出しなければ殿さまの体面も保てない。

先ず、勤番侍の俸禄を『御借り上げ米』として減額した。
『やがて藩庫が潤えば還す』という触れ込みだが、そうはならない。
扶持米は『蔵米』から出され、知行は知行地からの石高だ。

が、どちらにしても、米を売り、現金を得なければ日常の生活はできない。
売る米も、借り上げ米も底をつけば商人から金を借りるしかない。
幕府自身も、各地の藩庫も、すべてが商人からの借り入れで賄いをつけていた。

が、それも返せなくなると『棒引き』の手段に出る。
借りた金を『返さなくても!』という強硬手段である。
それでも商人は従ったが、そうなると政権は末期症状を呈してくる。

貨幣の改鋳をやることもある。
金や銀の含有量を少なくして、貨幣の流通量を増やす方法だ。
何時の時代でも行われているが、貨幣の単位を替えるデノミネーションではなくて、価値を下げるのである。

貨幣価値が下がれば、世の中はインフレーションになる。
インフレで物価は上がるが、借金の価値は下がってくる。
物価上昇~所得アップ~借金比重低下、という図式だろう。

確かに、高度経済成長期のインフレ、物価上昇と所得アップは激しかった。
が、福祉政策は当時の幻想のままで、経済政策は随分と後退したから弊害が出てくる。
極端なデフレの時代が進み、規制緩和と共に、成長の足かせとなっている。

そこに1千兆円を超える国と地方の借金が横たわる。
国と地方の借金だが、返済義務を負っているのは国民に他ならない。
少子高齢化で、多額の福祉経費を要するのに、借金まで背負わせることが可能なのか?

否であろう。
だから、消費税増税を見送った時、諸外国から懸念が表明されたのだ。
幾度も言ったが、『毎年1㌫増税する制度』を確立していれば一喜一憂することもなかった。

じゃあ、借金はどうするか?
或る日、突然に、『国債償還の無期延期』を表明することだ。
法的拘束力については無知だが、国家非常事態の宣言だろう。
2つ~3つほどの内閣が潰れても仕方がない。

遅ればせながら『一人っ子政策』のツケを感じ取った中国は、自国民を養うために他国の領土を奪い、資源を奪おうとしている。
吾国民と政府は、経済の安直な豊かさに馴れ、惰眠をむさぼっているが台所は火の車だ。
どんなに逆立ちしても、負担しなければならないもの、返さなければならないものがある。

マイナンバーカードが威力を発揮している。
来年から税務署でも提示が求められるから、所得の把握も万全だ。
既に、医療保険分野では、個々の既往症から手術歴、進行病まで筒抜けになっている。

日銀のマイナス金利で、タンス預金が増えたらしい。
尤も、マイナンバーが導入されたから、架空口座は税務署に通じることになる。
これも、タンス預金に拍車をかけるだろう。

日銀は1万円札を、確か18兆円だったか失念したが、刷り増しをしたらしい。
架空名義預金が、タンス預金に代わって、流通する紙幣が不足しているのだ。
ここで、貨幣交換をやったらどうだろうか?

兌換紙幣だけでも良いから、額面は同額で図柄を替え、半年以内の新札との交換を義務付ける。
預金財産が、白日の下に曝される瞬間だが、これだけでも数十兆円が国庫に入るかもしれない。
何故なら、紙切れになるよりも、税引きでも手元に残したい。

国債は、本当の持ち主が特定できるのだろうか?
隠し財産として所有している持ち主も多いだろうし、金庫に眠っているのもある。
国際的信用はどうなのか判らないが、タックスヘイブンの対象として調査する大義もある。

まぁ、例えばの例示なのだが、一度立ち止まって、この国の財政的将来を論ずる必要はある。
『国民負担』に及ぶは、政治家の最も不得手とするところだが、展望なき政策では困る。
享受できる政策と、それに伴う国民負担という命題を、一度も聞いたことが無い。

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