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2016.04.29 (Fri)

行間を読めぬ『愚』

先日、本欄に地籍調査について拙文を載せた。
息子からメールが入って、『日本地図は伊能忠敬だ!』と。
学校で学んだことは、既に『忘却の彼方』だから、夕方に訂正。

関連する電話が、杉尾市議の自宅にあったという。
『質問原稿は坂元が書いているのか?』と。
本人の留守中らしいが、善意のものでないことは間違いないだろう。

女史は毎朝の、道の駅への天ぷら配達を日課としている。
公務がないときは、実家の手助けなのだろう。
その帰り、ままに吾の菜園で野菜を収穫することがある。

或る時、『昨夜の会合で「地籍調査について質して欲しい」と要望があった』と。
調査の遅れている地域住民の要望だろうから、少しだけ、吾の考えを述べた。
それで女史は質問に臨んだらしいが、失礼ながら、吾は存じ上げなかった。

質問の後に、『あと20年かかるらしいよ!』と聞いて、質問したことを知ったのだ。
今回、地籍調査について書こうと、女史に原稿を見せて頂いた。
その下りの一部を吾が借用したが、電話の主は逆にとったのだろう。

女史は、不愉快な思いを吐露したが、当方は申し訳なくて仕方がない。
仕方がない時は、怒りは電話の主に向けられる。
誰が、何の為に拙文を読んでいるかしれないが、行間を読めぬなら覗いて欲しくない。

が、百歩譲って、質問原稿を吾が書いたとして、如何なる問題があるのか?
当人が質したいことを、『文章表現法』の教科書に従うだけだ。
国会も県議会も、質問原稿は党務職員に丸投げである。
それはさておいて今回は、杉尾女史の面目を失わしめた事、吾も反省頻りだ。

ところで、前回の地籍調査についてである。
国土の面積に、山の円錐形表面も含まれているのか?というのが第一の疑問。
含まれているとすれば、それは如何ほどの面積なのか?

含まれていないならば、表面積への課税はどうなっているのか?
教えて欲しかったのである。
誰からも返答がないけれど。

以前、本欄でも書いたが、昭和22年に進駐軍が空撮した写真がある。
『坂元棚田』の最頂部を施工中で、棚田の字図は現状の区画に合っている。
つまり、それ以前の字図は、まったく現状に沿わないものと云えないか?

空撮写真によると、上酒谷一円が原野、畑、水田で、杉山は見当たらない。
食糧増産で山奥まで開墾し、水田や畑を耕作した実情が垣間見える。
その畑地や水田が、戦後の拡大造林で山林に換えられた。
そして休耕田奨励によって、山林面積だけが増えていったのである。

だから、山間地域でも地目は農地として残っている。
農地である以上、売買は農業委員会から県の許可を必要とする。
その『土地政策』の誤りを、吾は行間に滲ませていたのである。

林研グループの会合で、『地籍調査で税金が上がった!』と南郷町の山下さんが。
登記簿の面積が拡大すれば、固定資産税が上がるのは必然だろう。
そして、連動して国保税も上げられる。

税の大元を為すのは、『固定資産価値』の評価である。
評価が高いと、それに見合って税金も上げられる。
その『評価額』が、実態に沿わないと、吾は思っている。

先日も書いたが、吾が購入した土地は2筆で5万円。
が、評価額は、畑地の1筆は6万円余になっている。
その価格では、余程のことが無い限り、売買は成立しない。

立木を売りたい!~が、再造林意欲が無いので土地も引き取って欲しい~引き取った素材業者は、造林費用を惜しんで放置しておく~放置山林は森林の公益的機能を果たせず、山林崩壊の因となる。
そういう現象がアチコチで見られる時代に気付かねばならない。

山林は、水源涵養機能、河川プランクトン醸成、CО2削減と、多くの機能を有する。
酸素と水、という生命の源を為す資源である。
その資源に税を課し、森林を荒廃させる『愚』は見直すべきである。

『税が政策を誘導する!』というのが、吾の不変の姿勢である。
現に、耕作放棄地への増税が決定しているし、放置家屋にも課税強化される。
同様に、造林地は免税にして、放置山林には幾倍もの税を課したら?

それは、不可能だ!と云うならば、山林を公的管理に委ねるしかない。
山村の人口減少化、高齢化対策は次世代への責任でもある。
社会主義者の喜ぶような政策展開だが。

吾の『閑話休題』を覗いている、一部の『悪意に満ちた人々』も共感頂くだろう。
吾は従来より、人に阿ることもなく、言いたいことを言ってきた。
現職県議の時も、吾のHP『独り言』を監視する人が居て、顰蹙を買ってきた。

が、嘘を述べたことは一度もないから、逆に嫌われるのかもしれない。
今は、市井の一市民で、なんの野望も欲も持っていない。
が、それでも気になる方が居られるようだから、時として奮い立ち、思わぬ戦いに臨むかもしれない。

政界を辞して、耳にする事柄に生々しいものもある。
『えっ!』と驚くようなスキャンダラスめいたものもある。
が、閑話休題では語らないように、必死に抑えているところだ。

政策を語るのが苦手な方は、本欄には適さない。
市井人の戯言に、一喜一憂しないことをお勧めしたい。
『行間が読める』ようになってから、御入場下さい。
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