2017年02月 / 01月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728≫03月

2017.02.12 (Sun)

屋 台

学生自治会の大会が開催される時刻前に、副委員長の西田君が『ちょっと一杯、ひっかけて来ようか?』と吾に。
質問が飛んでくるかもしれないから、度胸を据える為だろう。

裏門を出たところに酒店があって、立ち飲みのコップ酒を出してくれる。
昔は、そういう店が帰り道にあって、早目の晩酌で賑わっていた。
桝にコップを据えて、こぼれるほどに注いでくれるのである。

昨暮れだったか、宮崎市での忘年会開会待ちで『立ち飲み屋』に入った。
『飫肥杉』のお湯割りに、千切りとこんにゃくの付き出し。
時間潰しには適当な場所で、適当な湿り具合だ。

真冬、三菱製鋼所で一昼夜半のバイトをこなす。
真っ赤に焼けた丸棒を冷ましながら、クレーンで吊り上げる。
夜中の休憩時には屋台が並び、熱いうどんを啜る。

2つ後輩に、チャルメラを鳴らしながら『夜鳴き蕎麦』をやっていた男が。
2年前に鬼籍に入ったが、中華そばの味は美味かった。
夜中に選挙事務所に乗り付け、無料で提供してくれたこともある。

幼いころ、運動会や学芸会が開催されると、焼きイカ、綿菓子、練り飴屋が。
今では、『外商組合』と呼ばれているが、テキヤが仕切る。
桜祭り、港まつり、縁日では今でも見かけるかもしれない。

以前、保健所の担当に聞いたが、店頭で氷詰めの魚などを販売することは厳禁だと。
食品衛生法で禁じられているから、必ず気密性の容器に入れろ!と。
そうなると、アメ横などで食品を売ることも違法なのだろうか?

北海道に行くと、函館の朝市は外せない。
試食しながら歩き回り、目星を付けた場所に戻って、買い求める。
そういう『食文化』を否定するのは、いくら衛生を重んじても味気ないではないか。

先月、韓国に渡った時、屋台を探したが閉店の時間を過ぎていた。
台湾の屋台は、食物も豊富で、客あしらいも行き届いている。
『臭豆腐』以外なら何でも日本人好みの味で、美味しい。

昭和40年代頃までには、県庁前の楠並木通りに屋台が並んでいたという。
日南市飫肥で製造されていた『焼酎・銀滴』が人気商品だったらしい。
仕事を終えて、帰り道が異なる前に『同僚とイッパイ』、いいなぁ~!

屋台と言えば、天神・中州だろう。
戦後、朝鮮半島や中国からの引揚者が営み始めたらしい。
1960年代には400軒以上がひしめいていたらしいから、屋台の街だ。

が、福岡市は2,000年、営業に必要な道路占用許可を『一代限り』とした。
ために今では116軒までに減少したというから、権利の『又貸し』もあるのか?
先日の投書で、中州屋台の『横柄な対応』が掲載されていた。

東京では、『リヤカー屋台』が200軒あるという。
が、道路を占用する為、イスを用いることは出来ない。
先日もテレビで、リヤカーの『屋台バー』が紹介されていた。

年代を超えて利用者があると思える『屋台』
『喫煙者隔離』も必要のない路外か露店かしらないが、共同飲食。
様々な規制が、さまざまな風景、食文化を消してゆく。


スポンサーサイト
14:44  |  雑記  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP |