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2016.11.30 (Wed)

モノ言えば唇寒し

自民党女性局長が、『議員の半分を女性にする法案』を用意したらしい。
他党の了承も得られず頓挫したらしいが、面白い局長ではある。
確か、山梨県あたりの選出議員ではなかったか。

女性の社会進出、社会参加と安倍内閣の女性活躍社会を実現したい狙いか?
その試みは佳し!
が、一方では男性差別につながらないか?

第一、半分を女性で占めたいならば、党が女性優遇の公認を下せば良いことだ。
現に、共産党などは圧倒的に女性候補を立てている。
まぁ~彼の党の党是、綱領は男性には理解できない分野が多いのも事実だが。

『思考』が女性的だから!
おっと、こういう言い方も差別用語になるのかもしれない。
性的な話題や性別に関することは『セクハラ』らしいから、不用意な発言はできない。

幼いころ、祖父は横座に座り、箱膳で食事を摂っていた。
吾らは箱膳ではなく、足の着いた角膳を据えて、囲むように座って食事する。
寒くて囲炉裏に近付き、違う場所に座ると『そこは横座じゃが!』と叱られた。

風呂も、祖父が入り、双子が入り、後に叔母や祖母、母が続く。
男性優先が当たり前の入浴だったから、子供でも男子が優先だ。
封建時代の名残が色濃く、残っていたのだろう。

今でも、薩摩藩の奥地には、同様のしきたりに固守している集落があると聞いた。
神社の鳥居をくぐるときにも、生理中の女性は『不浄』として禁じられる。
従って、鳥居の脇をすり抜けて参詣するしかない。

今日の社会では、性的マイノリティーのみならず、差別用語など『禁句』が多い。
復員兵が語っていた『ロスケ』『チャンコロ』など民族差別用語も嫌われる。
『忌言葉』が多すぎて『唇寒し』の言語になる。

一と月前の頃だったろうか、森林組合の労務管理部長がLGBTについて朝礼で述べた。
同性愛者や性同一性障害など、性的少数者を指しているらしい。
『らしい』というのは、このあたりになると全く知識が乏しいからである。

小中に通う頃、『ちょっと女性的かなぁ』『ちょっと男勝りだなぁ』と思うことはあった。
しかし、性同一性障害者だというのでもなかった。
ということは、斯かる現象、事例は今日的課題、現象なのだろうか?

などと言うこと自体が『差別だ!』とお叱りを受けるかもしれないが、正直な感想だ。
幼いころ、『フタゴ!フタゴ!』と双生児であることを囃し立てられた。
幼心にも、『双子は忌み嫌われる存在なのか?』と、悲しくなったこともある。

今朝のニュースだったか、育児についての悩みが報じられていた。
育児と仕事の両立に悩んでいる!というのである。
吾の歩みを振り返ると、無我夢中の人生だったが、なんとかやってきた。

世の、吾と同世代の人達とて、そうだろう。
吾らの、孫にも近い年代が悩むのだから、軟弱に育ったものだ。
吾の『子育て時代』には、育ボスとか育メンなどという言葉さえなかった。

男女が営み、子孫を育み、そして子孫を残す『役目』を果たしてゆく。
極論すれば、その『役目』だけに、『生』を与えられたのである。
それができなければ、この世に『生』を受けた意味すらないだろう。

『育児』は、育メン、育ボスなどと胸を張って自慢するものではない。
胸を張りたいけれども、育てに失敗することもあるから、吾の如き小心者には言えない。
言える人の『頭の中』を覗いてみたい。

きっと、『虚栄』と『己惚れ』が詰まっている筈だ。
でも、熟した虚栄は腐りやすい。



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2016.11.26 (Sat)

政治の怠慢

議会は、提案された議案を審議し、結論を導き出すのが責務と役割である。
市町村議会、都道府県議会、国会、いずれもそうである。
与えられた時間に、付託された内容を審議し、結論を導き出す。

審議するに『時間が足りない!』というのは、頭が悪くて理解できないか怠惰だろう。
一定の期間、時間が足りなければ徹夜をしても許される。
議案が気に食わなければ『修正案』を出してもいいし、否決してもいい。

県議会でも修正案が出されたことがある。
が、質疑が相次いで、提案者が答弁に窮してくる。
答弁できないから『修正案』も出せないのだ。

『意見書案』は、各党会派の原則的主張が顕れているから、出したい。
出したいが、これも矢継ぎ早に質疑が飛んでくると答えられないから全会一致を原則に。
『全会一致』の為に折り合いが続けられ、無味乾燥の内容に換えられる。

『歴史教科書』の意見書案では譲らなかった。
諸派の諸君は、全員が質疑に立ったが、皆が同じ内容で、これも勉強不足。
与えられた時間も消化せず、彼らは敗北した。

国会でも、政府案に対する対抗案を提出して、双方の主張を示せば国民は理解する。
斯かる努力はなくて、政府案に『ハンタイ、ハンタイ!』と合唱している。
対抗案も示せないなら、それはもう政党とは言えない。

云えないのに、萩生田とかいうバカな官房副長官がいて、野党の対応を『田舎のレスリング』と。
このバカは東京の選出だが、やっぱり本音は『田舎=地方』を蔑視しているのだ。
バカがバカをけなすのはいいが、政府の高官が政権の評判を落としている。

委員会での審議日程は、与野党の理事会で決める。
『総理出席の総括質疑が終われば採決』は、合意して決められた日程である。
合意していたのに、採決になると委員長席に迫り『強行採決』のビラを示す。

これも、与野党合意済みなのであって、与野党痛み分けのジェスチャーである。
が、これも知ってるのに、メディアが『強行採決』などと報じる。
翌日には法案を批判しながら、政権与党の横暴を国民に植え付ける。

こちらも、批判はしても対案は示さず,案じてみせて不安を煽る。
煽って、煽り尽くしたのに、豊洲も五輪会場にも変更はないから、メディアも狼少年だ。
理路整然と、法案の中身と将来の構図を示して対案を示すのが報道機関だろう。

蓮舫代表は、TPPに賛意を示さないトランプを引き合いに、総理を笑った。
TPPに将来は無いのに、国会で法案審議しているのを笑っているのだ。
そもそも、TPPなるものを俎上に乗せたは、その民主党なのである。

その蓮舫が、国会議員の定数是正を主張し、自らが住まいする東京都を有利に導こうと。
この人は、今日の『都市と地方との格差』が何故に出来上がったかご存じない。
まぁ、台湾人だから日本の課題には無関心でいいけれども。

トランプの勝利は、『格差社会』への抵抗だと言われ始めた。
そしてグローバル化が、働く場を奪い、所得を奪っていると。
Eu離脱の英国と、トランプ勝利は、根っこが同じだと言えるだろう。

つまり、TPPをはじめ、自由貿易から、保護貿易主義に変わるのである。
変われば、日本の製造業は壊滅的打撃を受け、真っ逆さまに転げ落ちる。
戦後、一貫して支えて来た産業構造、経済構造が行き詰まるのである。

恐るべき国難が予測されるのに、蓮舫は笑っている。
円安で輸出産業は好調で株価も上昇しているが、これは不況の前ぶれだろう。
この『大事』に、無能な国会議員は動かず、揚げ足取りに明け暮れる。

与党・自民党の二階幹事長は!といえば、これも自身の派閥伸張のみに奔走している。
もともと信念なく、節操なく、ヒラメみたいに政界を亘ってきた政治屋。
こんなのが、国難の時代に永田町を牛耳るから、国民は不幸だ。

憲法審査会を開けば、国の将来を見据えた議論は無い。
総理の『お友達』は、空気も読めない、人を蔑むだけの無能集団。
この時期の対応次第で、我が国の命運が決まる。

そう思わない連中は、政治に携わる資格はない!


17:07  |  雑記  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.11.23 (Wed)

『肥 満』

一卵性双生児だったから、普通の子供たちのように身体的成長はあるのか?
母をはじめ、家族は気を揉んだに違いない。
が、不安に相違して、旺盛な食欲を示し成長した。

兄の吾が、ほんの少しだけ体重が乗り、弟は細身だった。
それは現在までも変わりない。
身長は、弟の方が少し高いだろう。

『脛から下が長い程、身長が伸びる』と、口癖のように母が言い聞かせていた。
なるほど、日南高校に入学した時には、整列すると前から3番目。
が、卒業するころには後ろから2~3番目だった。

粘土を無理やりに引っ張ったようで、体重は増えないで身長だけ伸びる。
足や腕は骨太だが、節くれだっていた指は、細く、長かった。
学生の頃、スナックのカウンターで呑んでいると『ピッチャーかピアニスト?』と。

25歳で市議会議員選挙に出たときのポスター写真。
髪は黒々と多く、頬骨が浮くほどにホッソリとしている。
体重は、50キロそこそこだったに違いない。

50代の頃まで、誰に指図されたわけでもないのに、好んで肉体労働に励んだ。
地鶏を飼って、朝の暗いうちから夜更けまで世話をする。
昼間は『議会用務』だから、それ以外しか百姓の時間は残されていない。

高学年に成長した子供たちは、夫々の学業があるから、夫々の面倒をみる。
酷暑の折に、隣家を頼んで下刈りに精を出し、疲れ果てて軒下で呑む。
そして翌朝、再び下刈りに出かける。

手を入れる山林がなくなると、新たに12町4反の伐り跡を買って植林。
これは一人で作業して、今の山林がある。
二の腕も太腿も、筋肉隆々とした体躯であった。

が、還暦を過ぎて体型が変わってきた。
燃焼するよりも、蓄積するほうにカロリーの配分が変わる。
それに積年の『生活習慣』が重なるから、ひたすら『肥満』の醜態に。

県議会議長の時、タバコを止めた。
途端に、体重の蓄積が始まり80キロの大台に迫った。
ワイシャツの首回りが窮屈になり、スーツもきつくなるから新調するしかない。

『生活習慣病』を患って晩酌を止め、タバコもやめた。
焼酎で終わっていた晩飯が『ご飯』に替わり、炭水化物の摂取量が増える。
みるみる体重が増えて、78キロまで達したが、減量を試みても効果が無い。

『坂元は癌で、痩せ細っているだろう!』と秘かに思っている人の驚き。
痩せ細るどころか、まるまると太った腹を突き出しているから、面食らっている。
炭水化物を半分ほどに減らして2か月、全然、効果がないのである。

内臓脂肪や皮下脂肪が増えるということは、筋肉にならない部分が多いということだ。
ということは、運動量が少なくて、食べる量が多いということだろう。
幾ら労働しても、汗しても効果が報われないことが腹立たしい。

70キロの大台を下回れば『良し』としよう。
『晩酌をした晩ほど、食事量が少ない!』などと言い訳しながら盃を。
昨日の誕生日で68に。

体重の目標も68にしようと思っている。

16:06  |  雑記  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.11.19 (Sat)

受動喫煙

下咽頭腫瘍が指摘された時、医師が問う。
『飲酒は18歳から~どれだけ呑んできたの?』
『晩酌3合、宴会7合です!』

『え~とたばこは18歳から、何本くらい?』
『16歳の頃から、多い時で3箱くらいですか!』
『えっ!そんなに早くから吸っていたの? これだけは止めなさい!いいですね!』

中学生の頃、祖母が吸っていた『しんせい』をくすねて吹かしていた。
祖母は、1本を3刻みに切りキセルで吸うが、吾は1本そのまま。
祖父に隠れて吸っている祖母が、咎めたてる筈がない!との前提。

以前も書いたが、高校3年時にトイレで吸っていた。
通り掛かった野球部監督の高崎先生が、『坂元!上から煙が出ちょっど!』
吸う!というよりも吹かしていた!というのだろう。

学生時代は、ハイライトからショートホープ、エポックと、銘柄が替わった。
両切りのピースの匂いに惹かれ、『缶ピー』を買い込んだこともあった。
通学路はタバコの吸い殻が散らかり、校庭の灰皿は直ぐに満杯になっていた。

歩行者の『くわえたばこ』は当たり前の時代で、唯一、電車内だけが禁煙。
が、それ以外の列車内は煙が立ち込め、イス裏や手すりの灰皿は溢れている。
駅のホーム、ホーム前の線路敷も、捨てられた吸い殻で覆われる。

映画館で吸うのもいるから、映写機からの光に煙が反射する。
かといって、煙で咳き込む人も無く、嫌がる風の観客もいない。
勿論、喫茶店には大きな灰皿が置かれ、当然の如くに煙が立ち込める。

『角の煙草屋』と言われるように、アチコチに煙草屋の看板がある。
そこには必ず!と言っていいほど公衆電話が置いてあったから、その下にも吸い殻が。
煙草屋の店番、その日当を稼ぎ出すほど売り上げていたのだろう。

それほど定着していた『嗜好品』に課税し、急場凌ぎの財源を求めたのは3公社5現業。
林野庁の赤字、国鉄の赤字、20兆円を超える税金を愛煙家から吸い上げた。
吸い上げたのに、用済みになって禁煙の徹底である。

県と市町村に『たばこ税』が廻されるから、地方にとっては大きな財源。
外国旅行では、出国の免税店で国内たばこが安価で買えるのに、税納付の為わざわざ地元で買って行ったこともある。
今ではタバコ代金の8割が税金かもしれない。

税額が上がり、止めようか!と迷いつつも、やっぱり吸っている。
その意思の弱さに便乗して、課税強化しながら税金を収奪してゆく政治の汚さ。
吾も3年間の禁煙の後に復活、こんどは病が背中を押した。

今では、『吸わない!』のが当たり前の時代だ。
第一、吸う場所が限られている上に、露骨に嫌な顔をされるから肩身が狭い。
止めて思うに、他人様の煙の臭いはイヤだし、他人に同様の思いをさせてきたことを恥じている。

でも、生活習慣とは恐ろしいもので、畑仕事や山仕事の合間で、欲しい!と感じる時もある。
ここで『一服できたらなぁ~!』と思うが出来ないから、休まずに仕事だ。
そろそろ体内から、50年間に蓄積されたニコチンが消える頃かもしれない。

タバコを吸う人の『肺癌』罹患率は、吸わない人の1,3倍というから、案外の数字だ。
が、受動喫煙防止法は厳しくなり、今度は罰則も設けられるという。
そうなると、『喫煙室』を設けるか、全面禁煙しかないだろう。

小中学校は勿論、病院など殆どの建物が禁煙になる。
この制度強化は、世界で最も遅れた対策というから、後進国といえるのだろう。
それでは、接待業や飲食業はどうなるか?

愛煙家は、スナックでも吸えないし、街頭に出ても禁煙だから禁断症状が出てくる。
吾もそうだが、飲酒の時に吸いたくなるから、二次会には行かないかもしれない。
そうなれば、水商売は上がったりで、対策として『喫煙室』を設ける。

個々で『喫煙室』を設けるのは大きな出費で叶わないから、共同で設ける?
そうなると、相客で喧嘩になるかもしれないし、連れがバレる危険性もある。
どっちみち、飲食業を生業としている人達の『苦悩』が始まるのである。

そんなに苛める愛煙家が吸う『たばこ』を、なぜ政府が生産しているのか?
被害を及ぼすものなら、政府が手を引けば良いではないか?
引かないのは、有力な『税源』だからだろう?

綺麗ごとを並べながら、一方では『悪の根源』を生産して稼いでいる。
それを知っていて見過ごしている国会議員やメディア達。
この『矛盾』に反論できる人はいるのか?
17:02  |  雑記  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.11.16 (Wed)

『信仰心』

米大統領選挙が佳境に入った頃、米国、いや世界のメディアはクリントン贔屓に。
容易に『組み』にくいトランプよりも、組みし易いクリントンを選んだ。
メディアは『不偏不党』と思わせるのは日本のメディア。  違うのに。

が、外国のメディアは『好き嫌い』をはっきりしてくる。
メディアが総掛かりでトランプを責めれば、判官びいきの吾はトランプの肩を。
閉塞感漂う『小国・米』に型破りが欲しいと、秘かにトランプ当選を願っていた。

が、願いが叶わなかったクリントン支持の米国民は、結果に不満のデモを行っている。
確かに米国民の個人票はクリントン支持が多かった。
が、それは選挙制度のもたらすもので、制度を変えることから始めるのが民主主義だろう。

トランプの人間性が問題視されているが、五十歩百歩で他と変わりはない。
だって、宗教でも支持が割れているではないか?
あれだけ信仰心の篤い国柄だから、聖職者はクリントンになびいた筈なのに。

信仰心といえば、韓国の朴大統領は退陣の間際に来ている。
『ひきこもり』から脱皮させてくれたのが『霊能師』だという。
彼が霊界の声を伝え、彼女にアドバイスを与えたのだろう。

アドバイス~というよりも、洗脳に近い。
意のままに操ることができたから、肉体関係もあったような噂が飛んだ。
そして、その霊媒師の娘が大統領を操り、私欲に結び付けていった。

宗教が、一国の元首を意のままに動かす。
信じる~ということは、万事を動かす源になるから『政教分離』が決められているのだろう。
でも、信仰というのは、己の心に宿す『意』を後押しするし、縋ることもできる。

今日は、霧島神宮の『山神社』祭事があった。
吾は本日、大殺界の『忌厄日』だが、晩秋の境内は紅葉も始まり清々しい。
樹齢800年の杉や檜に囲まれた、森閑とした場所に『山神』が座している。

祭事が終わって直会に移動するとき、総代に『山の神というのは、祭神は?』
咎めたてるような眼を向けて、『森羅万象すべてに神が宿っています!』と。
そして、『これは外国にはない宗教的意味合いを持っていますねぇ~!』

神道のことをさしているのだろう。
吾も、水神様、塚神様、山の神すべての存在を肯定している。
そして、経験とか学問で証明できない事象も、たくさん目にしている。

そして、来世や霊界の存在、無限大の宇宙の如く未だ解明できない不可思議な空間も肯定。
だから、霊能者の引き出す『導きの言葉』に、前途の選択を委ねてきた。
が、いつしか『違うなぁ~!』という違和感を。

それは、挫折で気付いたのか、お告げに違和感を覚えたからか?
霊媒師の口を借りて実父が説いたことに、違和感を覚えたからである。
吾の2歳の時に入り婿の座を捨てた父、49歳で逝った父。

霊界から吾を見詰め、吾の前途に危惧を抱くならば、もっと早い忠告があった。
吾が父親なら、そういう手段をとる。
とらなかったのは、見詰めることも見守ることもできないからだ。

霊界は信じなくなったが、神々の存在、見えない因果というものは納得できる。
周囲で起きた、いろんな出来事が、定められた儀式で解決できたこと。
2度体験した、山での胡乱な事件、とても説明できないのである。

信じる、信じない、ではなくて、自己への制御、用心の支えなのだろう。
支えだから、簡単には失うことは出来ない。
『説明のつかない事象』が、現に存在する以上。

17:02  |  雑記  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.11.13 (Sun)

『TPP』と『パリ協定』

バカな農林大臣のお蔭で、TPPの衆院可決が遅れた。
間の悪いもので、参院に送った途端にトランプ大統領当選で、TPPは消える。
米国抜きの批准もあり得るだろうが、それでは環太平洋の『環』が外れる。

米国は、国内の雇用問題に取り組むと同時に、保護貿易主義になるだろう。
そうなれば、日本製の工業製品は高関税で輸出ができなくなる。
日本も保護貿易に移行せざるを得ないから、農産物の輸入は止まるが、国内は失業者で溢れる。

第2次世界大戦前夜を彷彿とさせる経済状況に陥り、必要な原料も調達できないことに。
が、TPP対策の農業予算は執行しなくても良い。
良いが、これを宛てにしてきた農協などは、存立の危機に至るだろう。

一昨日の新聞は、TPP反対の主張で溢れていた。
危険な農産物が入ってくる! 食の自給が外国任せになる。
揚句には、大企業優先のTPPだ!というのもあった。

大企業が嫌いな人種も数多だろうか、大企業の下には中小零細企業がぶら下がる。
大企業の業績が落ちれば、真っ先に切られ、失業する部分である。
工業製品の輸出が止まれば、中小企業も操業できないということだ。

『食の安全?』   国民は、本気でそう考えているか?
『今日はオデンを作ろう!』とスーパーに寄った。
大好物の筍水煮は、中国産しか無かったから諦めた。 何が入っているか判らないから。

加工食品の『原産国表示』が漸く決まったが、主材料だけである。
『原産国表示を!』と迫っても、国民世論は無関心だった。
無関心なのは、原産国にも、危険性にも無頓着だからだ!

国内の農業が、何故立ち行かないか? 漁業が何故に立ち行かないか?
原価に見合う価格が保障されないからだ。
保障されないのは、生産者が自身で値段を付ける仕組みではないからだ。

それが判っているのに、野菜不足になると嘆くフリをする消費者。
見た目が綺麗なのは、薬漬けにされているからだが、それを好んで買う。
千葉産の落花生は中国産の5倍以上だから、消費者は生産履歴不明の中国産を買う。

TPPが見送られ、米国が保護貿易に移行すれば、我が国も米国産の農産物は買わない。
買わなければ、『吉野家』の牛丼は国産牛を使うから、全国チェーンは壊滅する。
大企業は急いで『ホルスタイン』飼育に乗り出し、牛肉確保に行動するだろう。

国内に農地は余っていても、農民は不足している。
今から『頑張って!』と、尻を叩かれても足腰は立たずに、認知症交じりだ。
よって『アベノミクス』は忘却の彼方で、若者の就職口も無いから、福祉も行き詰まる。

かって、オレンジの自由化の時、蜜柑の木を伐倒し、補助金を与えた。
が、恐れたオレンジの輸入もなく、国民のミカン嗜好も翳り、商品ではなくなった。
あの時の、数兆円の農家補償は国費の無駄遣いで終わった。

ガットウルグアイランド対策の時も、そうだった。
国内対策を施したのに、米の消費量は激減、今やブランド米しか生き残れない。
『外圧が怖い!』と吠えながら、多額の補償金を貰い、それでも農家は潰れて行った。

その『悪の元凶』は、農協と国会議員である。
『補償金』だけを目的として、将来の方途を探らなかった。
小泉進次郎の『農協潰し』が待たれている。

先日は、砂防会館で『全国森林組合代表者大会』が開催された。
パリ協定で我が国は、26パーセントのCО2削減が課せられる。
その為の対策に必要な『森林活用予算』に充当する『森林環境税』の創設を目指している。

が、これも間の悪いことに、国会での批准承認が遅れ、船出で世界と足並みが乱れた。
乱れた上に、トランプ大統領が就く米国は批准に加わらない。
どころか、トランプは化石燃料を基軸とした発電論者で、CО2排出を『推進』する立場。

地球環境の悪化を防ぐ政策でも、歩調がとれなくなるかもしれない。
世界は、米国の衰微と共に、新たな経済、産業、環境、そして軍事の時代に入った。
日本も『対米追随』の姿勢から大きく転換する時機に来た!というべきだろう。

独自の軍事力を、独自の軍事開発で築いてゆく。
食糧の国内自給率を高めるために、生産費用に見合う価格を保障する。
できれば、『永世中立』を標榜し、国際的立場を毅然と保つ。

トランプで、ダイナミックに政策が変わるとは思えない。
思えないけど、我が国はこの機会を『好機』と捉えるべきである。
無資源国日本が生き残るために、どのような歩みを選択するのか?

国民的議論を始めれば、新聞などが憂えてみせるウソがあぶり出される。
そして、共産党や民進党の、『真の姿』も見えてくる。
好機到来だ!


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2016.11.09 (Wed)

米国民の選択

もう2か月ほど前の週刊新潮だったか?
米国の預言者が明言した次期大統領はトランプだ!と。
今まで一度も外したことがない!という。

でも、メディアはトランプを嫌った。
女性蔑視、異民族蔑視、世界に対する暴言。
その『品位のなさ』をあげつらい、批判したのである。

今回の選挙結果に、『驚くべき結果!』と嘆いたり、忌み嫌ったり。
そして『軍人も、公職も経験したことのない人物』と形容する。
やっぱり政治家に求められるのは、玄人の聖人君子なのだろうか?

世界は、米国メディアの伝えることを信じていたから、結果を『驚異』と思う。
が、それはメディアの認識違いであって、自国国民の意識も知らぬ『恥』を忘れてる。
それだけ国民意識と『乖離』していた、報道機関自身の在り様を反省すべきだ。

性的な行為を迫られた!という女性が、原稿を見て記者会見する。
誰が見ても『ヤラセ』だと気付くのに、製作者のメディアはめげていない。
なんだかんだと言っても、メディア自身が『トランプ嫌い』だったことが証明された。

ロッカールームでの卑猥な発言の録音。
ゴルフに興じていた人は、『誰でも普通に交わす内容だよなぁ~!』と。
そこにも、メディアと世論との乖離がある。

トランプの勝利は、オバマの失政がもたらした結果に対するものだろう。
『チェンジ』を合言葉に大統領に就任したオバマ、でもアメリカンドリームは破綻。
結果、格差が拡大し、失業者は溢れ、国中に閉塞感が蔓延していた。

その『閉塞感打破』を求める世論が、今回の投票結果をもたらしたに違いない。
『不動産王』と揶揄され、『富の象徴』と形容されたトランプ。
一方では、大企業から多額の寄付を貰っているクリントン。

どちらかと言えば、自身で稼いだトランプが、稼ぎを受け取っているクリントンよりは!
人からカネを受け取れば、与えた人の為に政治を司る。
そこに、米国人の本音が見て取れる。

TPPに反対する意見もあった。
自由主義経済で大国になった米国が、自由主義経済に屈したのである。
が、米国は日本製自動車を恐れ、日本は農産物を恐れる。

米国が保護主義に陥れば、その段階で『小さな米国』を辿ることになる。
中国やロシアがトランプを歓迎するということは、米国の矮小化を見ているからだ。
そして、軍事力で影響力を失えば、アジアは中、露の思いのままになる。

対外政策で、大きく様変わりする可能性は低い。
様変わりすれば、それだけ米国の影響力に陰りが出てくるだけである。
でも、これを機に、我が国も安全保障や産業構造の変換に取り組むべきだろう。

『サイレントマジョリティー』と云う言葉があった。
メディアが作り出す『秩序』に嫌気がさしている人達も、そうかもしれない。
お為ごかしに国民に押し付ける彼らの『秩序』  もうウンザリなのだ。

トランプ氏が吾より2歳上の古希、クリントン氏が1歳下だから、二人とも年齢は高い。
これから米国、いや世界政治の中心に座るのだから、吾も高齢ではない!
そう思うような戦いであった。


19:53  |  雑記  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑

2016.11.03 (Thu)

政権の末期症状

母が凶弾に倒れ、父も非業の死を遂げる。
深窓の姫として育って、周囲に親しい知己も友人もいない。
その間隙を縫って宗教家が近付き、その娘たちと親交を深めさせる。

世間知らずで育ったから、世情にも疎く人間付き合いもままならず。
次第に、宗教家やその家族に心を支配され、何事も相談なしには進められない。
為に、相談して良いこと、公にはしてはならぬことの判別がつかず言われる儘に。

大統領といえば、国家元首である。
国民の安寧と平和に腐心し、一国を支える重大な責務を担っている。
斯かる立場の人が、政治や行政とは無縁の人に全てを相談する。

相談される方は、知り得ない情報に触れて悪用し、事業で利益を得る。
その構図が韓国の朴大統領に絡む醜聞で、政権が岐路に立たされている。
まだ任期を残しているのだが、これまでの政策が無に帰するかもしれない。

民主党のオバマ大統領は任期切れが迫っていて、今やレームダック状態だ。
自らが積極的に取り組んできたTPPは、民主党候補に否定されている。
戦後一貫して取り組んできた東南アジアでの影響力も、比国大統領から否定。

仕方なく、クリントン候補の応援に駆けずり回っているが、その影響力は無い。
僅かに、不正メール捜査を徹底するFBIを批判するのみだ。
オバマの残したものは、世界における版図を縮小させ、力を削がれたことだろう。
どちらが大統領になっても、米国主導のリーダーシップはとれない国になった。

明治維新を迎えたのは、閉鎖的な日本が世界の潮流を見失っていたからである。
歴史上、当たり前であった『米経済』が行き詰まり、共に武家社会にも終止符が。
米に依存しない経済が主流となり、民間の生産、商業活動の方が力を蓄えてきた。

徳川幕府は『一強体制』に胡座をかき、諸藩を統治してきたが、次第にタガが緩む。
緩むと隙が生まれ、足元をすくわれる。
その『タガが緩んだ』状態を認識した時には、もう政権から追われるだけである。

つまり、『秩序』に対する疑問が、津々浦々に湧きおこるのである。
疑問は、既存の体制への嫌悪となり、破壊へと昇華してゆく。
小泉総理の『郵政批判』は、その国民心理を突いたもので、見事な結果を産んだ。

今の我が国の政治状況は、どうだろう。
『安倍一強体制』と言われる状況が続き、国民から一定の支持も受けている。
受けているけれども、それは信頼できる『対極』が存在しないからに他ならぬ。

日銀がめざした2パーセントインフレを嘲笑うかのように『デフレ』が続く。
外国には気前よく『援助』を振舞うが、国内の台所は火の車である。
国民の暮らしは貧しく、人口構成も歪な格好で将来展望が拓けない。

そういう状況下で、ひとり悦に入っているのが『永田町人』である。
政策を弄び、空気も読めないままに法律を作ろうとしている。
中でも、『大臣』と呼ばれている輩は、舞い上がって自分をも見失っている。

いや!それが永田町人の真実の姿なのかもしれない!
山本とかいう農林水産大臣は、言っていいことと悪いことの判別も付かぬ愚鈍である。
大臣に任命したことも批判されるが、正体が知れたら『切る』ことが大事である。

野党は『大臣としての資質に欠ける』と吠えるが、『人間として失格だ!』と云うべき。
人間失格が国会議員に就くことは勿論、大臣なんてもってのほかだろう。
役所では役人に『フリガナ付き』のレクチャーを受け、それでも内容が理解できない。

理解できていれば、『事の重大さ』が判るから失言はすまい。
判らないことを国会で披瀝しなければならぬ鬱憤から解放されて、パーティーで吐く。
現場も知らない、聞かれる内容にも疎い、世間を知らぬ者ばかりが集まる国会。

霞が関も世間知らず、永田町も世間知らず、これで国民の暮らしは良くならない。
あの『頼りない』防衛大臣の指揮の下、南スーダンで駆けつけ警護が始まったら!
初の『自衛隊員犠牲』で、政権は吹っ飛んでしまうだろう。

連立与党の公明党から『発言を取り消すくらいなら何も言うな!』
言い得て妙である。
が、取り消すことになるか否かも判らない愚鈍だから、永田町から放逐するしかない。

第一次安倍内閣での、赤城農水大臣の『絆創膏』を思い出した。
安倍さんの『お友達』の程度も知れてきた。
どうやら国民は、『政権末期』を予期している。




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2016.11.01 (Tue)

『国連決議』という遊び

衆院は、TPP関連法案を4日に通過させると『国対』で決めた。
これで、この国会での批准承認が決まったも同然だ。
民主党政権時代に取り組んだ課題だから、民進党も強くは出れない。

『強行採決』をチラつかせた与党だが、そもそも単なるブラフだった。
が、メディアは『食の安全』を主張して慎重姿勢だ。
環太平洋の諸国が、懸命に議論している時には知らぬフリで、成立となると焦る。

が、TPPは農業分野だけではなく、金融から医療、保険など幅広い協定だ。
何故に農業分野だけ論議され、公聴会でも内容は農政課題だけだから驚く。
本来、特別委員会で議論するのではなく、各常任委員会に分割付託すべき内容だった。

が、国会議員諸公も内容は判っていない。
メディアも、つまびらかに承知している訳ではない。
だから論議が深まらずに、八百長の駆け引きで終わってしまう。

米国も、従前の勢いがないから、果たして今の内容で批准して良いのか迷っている。
『大国』という自意識は強くても、内容が伴わない現状では怖さもあるだろう。
だって、環太平洋諸国の取引で関税障壁が無くなれば、米国の脆さが露呈することもある。

新しい大統領が、如何様に決断するのか?
年明けまでに批准を終えたいという日本政府意図は、それが見通せないからだ。
でも、今日まで『自由貿易主義』を標榜してきた手前、簡単には逃げられない。

国対委員会というのは、法に定められた委員会に非ず、非合法の任意機関である。
議運は正式機関だから、議運で公にやれない部分を国対が担う。
つまり、見えないところで『裏取引』と『談合』をやる機関である。

任意機関だから、国対の経費は党側が負担する。
時には内閣官房機密費が用いられるが、与党も負担するのである。
閉会中には超党派で外遊し、旅費から呑み代まで全てが国対費。

多額の餞別を与え、賭け麻雀をやってはワザと負け、賭け金を支払う。
そして、国会を転ばす猿芝居を打ちあわせ、野党の顔が立つように日程を決める。
『ヤジと怒号が飛び交い、野党理事が委員長席に!』という見出しが躍る『猿芝居』

テレビを視ていて国民は『横暴だ!』と怒るが、これも計算済み。
法案成立と引き換えに、野党に精いっぱいの芝居を演じさせる。
あれが『選良』だと国民は信じているから、この国は良くならない。

その『猿芝居』を国際舞台で演じている『閑人』がいる。
先日は、核禁止を取り決める決議案に『日本が反対した!』と報道で怒っていた。
『唯一の被爆国なのに!』という訳である。

吾も、賛成するか、棄権するかに決めればよかったのに!と思った。
外務大臣の『反対理由』も釈然としないし、米国の子分たることだけが際立つ。
賛成しても反対しても、なんら現実は変わらないのに、と思う。

今まで国連決議なるものが、その効果を発揮したことが一度でもあるのか?
北朝鮮の核実験を批判する決議を安保理で行うが、北にとっては痛くも痒くもない。
ただ、遠くで吠えている程度の認識しか持っていないだろう。

『非難決議』があっても、ちゃんと友達は援助してくれる。
国連に警察権がある訳ではなし、取り締まる法律もない。
規制がないのに『国連軍』というのも存在しないから、やりたい放題でいい。

全世界で、どんな取り決めをしても、その有効性は皆無なのである。
現に、南シナ海の領有権に対する国際司法の判断が出ても、だれも従ってはいない。
従わなくても『制裁』はない。

だって、制裁が提案されても『拒否権』を発動すれば、それまでである。
地球温暖化を防止するための取り決めとて同様だ。
かって『京都議定書』なるものが採択されたけれども、目的は果たしていない。

果たしていないどころか、『俺は発展途上国で、見逃されるべき!』と嘯く国もある。
世界で第2位の経済大国になったのに、今でも地球を汚し続ける中国である。
今度は『パリ協定』なるものが結ばれるそうだが、なんらの成果も期待できまい。

『決まり事』を守るのは,守らなければ『制裁』が待つからである。
その『制裁』を下すことが出来ない国際機関なんて、単なる暇潰しの遊びに過ぎない。
その『遊び』に加盟国が血税を負担している。

そもそもが、第2次大戦の戦勝国が立ち上げた国際連合という組織。
その『戦勝国』たちが、国連を無能にしている。
遊びに費やす費用も暇もない筈の日本、責任の軽い席に移った方が国民の為だ。
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