2016年05月 / 04月≪ 12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月

2016.05.16 (Mon)

原産地表示

宮城県石巻地区森林組合との『姉妹組合』の盟約の為に宮城に。
津波被害の高台移転に伴う作業に、南那珂森林組合から機材、人材が派遣された。
前・島田組合長の尽力によるものだ。

作業現場の視察を、組合役員で赴いたこともある。
一方、石巻の組合役員も南那珂を訪れられ、友好の絆を深めた。
そして今回の『姉妹組合締結』に至ったものだ。

石巻市有林に用意された『友好の森』の植樹を行い、場所を移動して締結式、祝賀会。
宮崎県からも、環境森林部長、串間市長、日南副市長、両市議会議長にも御来駕を賜った。
北と南、林相も気候、樹種も異なるけれども、森林組合の果たすべき役割は共通だ。

石巻組合の役員は、林業経営に携わるよりも、異業種の方が多い。
副組合長は、サンマ漁を経営する漁業者である。
森林と漁場は、密接不可分の関係にあるから、無関係ではないが。

日南市の副市長に、『サンマを送りますよ!』と気炎を挙げていた。
『でも、外国の違法操業で、外国から日本に逆輸入されている!』と嘆く。
日本の漁場から外国を経由して日本人の口に!
まぁ、加工されなければ安全性に問題はないかもしれないが、保存方法には疑問も。

昨日は、北海道新幹線に乗車して、函館に向かった。
東九州新幹線の建設要望を睨んで、『経済効果』を見極めよう!との趣旨だ。
日本の北寄りには、新幹線網が整備され、とうとう北海道上陸だから羨ましい限りだ。

函館の朝市で朝食を摂り、散策したが、魚介類が溢れている。
が、毛ガニの多くは北方海域で漁獲され、タラバは殆どがロシアだ。
ロシアが北方領土を不法に占領している為に、我が国海域の漁獲は少ない。

いくらの醤油漬けや数の子、松前漬けなども原産地はロシアだろう。
北海道の海産物とは言いながら、原産地は表示されていないから疑わしい。
たらこ、明太子もそうだが、原産地表示は厳格であるべきだ。

河野消費者相は、全ての食品に原料原産地表示を義務付ける法案を提起している。
TPP発効をにらんで、国内農業対策の一環だろう。
農業対策は勿論であるが、消費者対策としても必要だ。

が、生産者は詳細な表示を求めているのに、メーカー側は『コスト高だ』と反発。
新しい制度に至るまでには、紆余曲折を辿るようだ。
表示するのに『コスト高』はないから、隠して輸入物を使っていることがバレるからだろう。

バレないように国内産を使うと原料代が高くついてしまうし、従来のウソもバレてしまう。
現在の原産地表示は、内閣府の府令『食品表示基準』に基づいている。
原料のうち、50パーセント以上の重量を占める農畜産物に表示する義務だ。

しかし該当するのは、全体の2割に過ぎない。
なぜ、食の安全、信頼を求める声を尊重できないのだろうか?
TPPで、大量の農産物が輸入されることもないから、『農業対策』との側面にも疑問が。

要は、原料だけではないのである。
調味料も、製造された場所も示す必要がある。
消費者の自主的、合理的選択を可能にするシステムづくりが肝要なのだ。
スポンサーサイト
20:45  |  雑記  |  TB(0)  |  CM(0)  |  EDIT  |  Top↑
 | BLOGTOP |