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2016.05.12 (Thu)

トランプ大統領になったら

共産党と選挙協力する、名前は失念したが、旧民主党の諸君は、『立憲主義』を主張する。
安全保障法制が、憲法違反であるという認識からであろう。
憲法第9条に違反するというのなら、以前のように何故、自衛隊が憲法違反と云わないのか?

言わないのは、最高裁判決で『自衛権を認める』としたからに違いない。
違いないが、交戦権を持たない日本は、自衛戦争もできないのである。
自衛の戦いができないなら、自衛隊は要らない!と言えば『立憲主義』を唱えてもいい。

つまり、自衛隊の存在を認めないと、国民の反発を買う。
が、安全保障法制も自衛権発露の延長線上なのに、これは憲法違反だと言う。
この矛盾に満ちて、八方美人的発想を持つから、国民は支持しなくなる。

ましてや、『戦争法案』などと国民を惑わせる社、共と同じ主張だから、何が言いたいのやら。
まず論理的には、『自衛権』を認めるか否か、から立場を鮮明にしなければならない。
それによって、国の防衛の在り方について、初めて論議できるのではないか!

自衛権を認めない!とするならば、明確に憲法で規定すればいい。
規定すれば、自衛隊も日米安保も解消しなければならないだろう。
安保も自衛隊も安全保障法制も必要がないから、国の将来は見通せる。

従って、外国から侵略されても、唯々諾々として受け入れ、主権を放棄する。
自由と民主主義が剥奪され、侵略者が書いた憲法に従うことになる。
国内からは既に米軍が去っているから、侵略国が軍を配し、核基地を設営する。

私有財産権も制限されて、土地は侵略国から収奪される。
教育では、異国の文化、言語が主流になり、諸制度も従前のものではない。
侵略国の軍隊に徴兵され、祖国無き大和民族は『異国民』として働くのである。

斯かる予測が、確実且つ現実のものとなることを望む人達が、自衛権の否定を主張する。
安全保障法制を拒むということは、そういうことではないのか?
何故なら、法制は我が国の存立の為に立法されたものだからである。

自衛権は必要だが、外国との連携は否定するという主張。
判り易いが、それでは米国の『核の傘』から離れるから、日本が核武装するのか?
そして、徴兵制で、自衛隊を強化する!

それも否定するとなれば、どういう選択肢があるのか?
それが聞きたいのに、『戦争法案反対』で片付けている。
『国の安全』についての、論理的な将来構想、現実的構想を明らかに聞きたい!

米国共和党の大統領選候補に、トランプ氏が最有力となっている。
威勢良い発言で、共和党員の支持を固めることも怪しいが、本選挙に臨むのは確実だろう。
民主党のヒラリー氏も、私用メール問題でFBIの捜査を受けているから、ドッチもドッチ。

トランプ氏は日米安保条約で、日本の安全保障の為に支出している費用を、日本に全額出させると云う。
韓国やドイツに駐留する経費も、同様の扱いを主張している。
米国が、『世界の警察』であることを否定し、撤退しようという主張だ。

この考えは、米国国民の中に蔓延している発想だから、トランプならずとも趨勢はそうなる。
中国への対抗手段も『打つ手なし』だし、米国にも財政危機が迫っている。
日本の自動車産業を、あからさまに批判するトランプだから、ムベなるかな、である。

が、待てよ!
日米安保だけで、米軍が日本に駐留している訳ではない。
極東アジア、特にアセアン諸国や韓国の防衛に主力を置いている。

それでも日本は、『思いやり予算』で、一兆円に近い駐留経費を負担している。
全額出せ!ということになると、その倍の予算だろう。
それだけの経費を払うなら、自主防衛に特化したほうがいい。

厚木も、辺野古も、普天間も、横須賀もいらない。
米軍が居なくなれば、それだけ沖縄県民は喜ぶだろう?
イヤ!米軍から支払われている地代などを失うから、沖縄県民は一層、貧しくなる!

米軍が去っても、『核武装』は否定すべきだ。
日本が『核ミサイル』を製造することは、いとも容易いことである。
が、日本が核で攻撃された時は、それで破滅すればいい。
唯一の被爆国として、核兵器だけは持たない!という矜持は毅然とすべきだ。

おそかれ早かれ、駐留米軍には辞して行くだろうし、辞して貰わなければ費用が高すぎる。
その後の、『自主防衛』をどうするのか?これを構想する必要があるだろう。
それには、自衛権の存在、存在すれば、その権利は如何にして発揮するのか?

これが、国政の課題であり、国民挙げて論議する題目である。
尤も、冒頭で述べたように、自衛権を否定し、侵略を受け容れるならば、その必要もないが。
『立憲』と云う前に、憲法の中身の論議が先だ。

憲法と、心中したくない吾は、自主防衛を選びたい。
選んで、兵員の増加に拠らない、『ハイテク自衛』の姿を構築して欲しい。
新たな産業、裾野の拡がる産業の登場となる。
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